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「国名+パン」という呼び方について思うところ:フランスパン、ドイツパン等


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国名+パンという不思議カテゴリー


普段なにげに、フランスパン、ドイツパン、イギリスパン等と言っていますが、よくよく考えると不思議なパンの言い方だなぁとまま思います。

国名の後にパンを付ける呼び方って日本独特だと思います。しかも、おもしろいのが、“ドイツパン”と言ったら多種多様なドイツのパンすべてのことを指すのではなく、ライ麦パンを指しますよね?

ドイツは世界でもパンの種類が多種多様で、一般的なものでも300種類になると言われています。ライ麦を使ったパンだけでも、ライ麦粉・小麦粉比率に応じて、呼び方が変わります。それらをすべてひっくるめて、“ドイツパン”と一括りにする、

「国名+パン」ってけっこうざっくりした不思議カテゴリーだと思います。

日本食だってSushi以外にたくさんある


例えば、海外に行ったときに「日本食はsushiでしょ?」みたいに、日本にはお寿司しかないと思われている感覚に似ていると思います。日本食=Sushiの印象があまりに強いのです。

今では、日本食の認知度も上がっていて、tofu、miso、nattoなど今までマイナーだった日本食も通じるようになっているように、パンの種類やお国柄についての認知度も、もっと上がっていったらうれしいなと個人的に思ってます。

だって「日本パン」とは言わないですよね。個別の名前でちゃんと呼んでますよね、あんぱんとかメロンパンとか。パンにもBeautiful nameがあるので、呼びかけよう名前を!素晴らしい名前を!

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そのパンは知っているけど、どの国かを知らないだけかも


Teriyaki chickenとか海外で人気ですが、照り焼き味が日本味だと知らない方も割といます。このように、Teriyaki flavourが、日本の味付けと認知されていなくても、Teriyaki味がどのような味か知っている人は多いです。

特にアジア圏、そしてアメリカ等でも人気な味になっていると思います。これと同じ原理が“国名+パン”にも当てはまると思います。

たぶん、多くの方はプレッツェルを食べたことあると思います。プレッツェルもドイツ発祥のパンです。ちなみに昨今、じわじわ新しいクリスマスの定番として浮上しているシュトレンも、ドイツのパンです。知っているよ!って方もいると思いますが、そうだったんだ!と思った方も多いのではないでしょうか?

このように、食べたことあって、ある程度親しみのあるパンでも、そのルーツって以外と知らないことが多いのかも。そして、ドイツパン=ライ麦パンみたいなイメージが強いから、他のパンが入る余地がなくなっているのだと思います。

知ってても、そう呼びたくなっちゃう。
だって、通じやすいから



では、ドイツのパンよりも我々日本人にもっと親しみのあるフランスパンについて考えてみようと思います。フランスのパンは、ドイツより簡単ですよね、バゲット、クロワッサン、パンオショコラ、パンドゥミ(食パン)、ブリオッシュ、パンオレザン、カヌレ、等々たくさん思いつくと思います。

でも、but、

「フランスパン」っていうと、=“バゲット”ですよね。特に町場のパン屋さんではプライスカードに「フランスパン」「〇〇フランス」って表記しているところもままありますよね。だって、そのほうが通じやすいから。

実際、パンに関心がない人に「バゲット」というと、「バゲットってフランスパンのこと?」と聞き返されたこともあります。

そのバゲットでさえ、実は混同していて、本場おフランスではパンの重量や長さ、クラム(皮)とクラスト(身)のバランスに応じて、バゲット、バタール、ドゥリーブル、パリジャンと呼ぶし、形が変われば、ブール、シャンピニオン、タバチェール、クッペなど、呼び方が変わります。同じ生地、同じ重量でも成形によって歯ごたえ・食感がだいぶかわりますしね。

「イギリスパン」については、形だけ


前述の「ドイツパン」や「フランスパン」は両者、少なくとも○○カテゴリーのパンを指していましたよね。でもちょっとかわいそう?なのは「イギリスパン」。「イギリスパン」というと、パンの上がまるい「山型の食パン」を指します。大体、もっちり食感の角食(四角い食パン)と並んで陳列されてますよね。食パンの形のカテゴリーとしてしか、使われていないのです!

確かにイギリスってパンのイメージ少ないけど、現地にはパン屋たくさんあります。スコーンとか焼き菓子のほうが印象が強いけど、食パン以外で日本で見かけるのは、イースターで食べるHot cross bunsとか、crumpetとか、muffin(=イングリッシュマフィン)など…

一度だけ、イギリスに行ったことありますが、「イギリスパン」のイギリスのスーパーでも普通に角食のパンが売られていますし、B&Bの朝食でも出てきました。もちろん山型も売ってます:) なんですかね、山とか角とかといった形よりも、スライスの薄さのほうが注目ポイントかなと個人的に思いました。


日本だとご飯と同じで、ふわふわもっちりした食感が好まれるので、分厚めの食パンとかカフェでよく見かけますよね。わたしも厚切り好きです。でも海外では、薄くスライスして、カリカリにトーストしておかずと頂くスタイルが多いですよね。(あと薄いほうがサンドウィッチにも使えるからかな?)。そこはお好みと気分で!

何が言いたいのかというと…


話が脱線しつつ、色々ごちゃごちゃ書きましたが、わたしたちが「フランスパン(バゲット)」「イギリスパン(山型の食パン)」「ドイツパン(ライ麦入りのパン)」と呼ぶもの以外でも、その国々のパンを私たちは普段から慣れ親しんで食べているんだよ、ということです。

「国名+パン」は、その国の多種多様なパンの一部のパンのことしかさしてないということです。そして、その一部のパン(バゲット、ライ麦を使用したパン等)も本場では形、配合量、重量等でさらに細かいカテゴリーがあるということです。それらを私たち日本人は、1つの呼び方でざっくりまとめているということです。そしてこれって、(先の日本食=Sushiの例のように)その国々のひとからしたらちょっと不満というか、違うよ!と思ってしまうかも、ということ。

もう一歩ふみこんでみるのもよいのでは


もちろん、パンが日本に流入してきた初期の時代においては、パンの認知度自体を上げるためには「バゲット」とか「バタール」とか本場の名前よりも、「フランスパン」と言って販売したほうがよかったのだと思います。でも、今は日本ではパンよりご飯の消費量が多い時代。昨今では、ふわふわなパンの根強い人気と平行して、よりクセの強いライ麦配合量の高い、食事系のパンも人気が出ています。(おそらくライ麦のパンに関しては低GI食品なので、糖尿病の傾向と対策関連で注目度UPと人気が出たのもあります。味というよりは、ヘルス&ビューティー方面からの関心からファンになる方も多いのかなという勝手な印象!)

食いしん坊なら、いろんな国のパンを発見して知って食べるのも、ぜひ新しい趣味のレパートリーとしていかがですか?

だって、

せっかくたくさんの種類のパンが日本にいながら食べられるのだもの。

パンからいろいろ広がったらうれしい


珍しいパンを見かけたとき、あるいは普段食べているパンでも、どの国・ルーツなのか、どんなイベントで現地のひとは食べているのか、どんな料理と一緒に食べているのか、など思いをはせながらいただくのもロマンがあります。

ロマンもあるし、まじめなことを言うと、他の地域の文化理解にもつながるし、いいのかなと。だって、他の国の人が自分の出身国の料理を知っていて、好きでいてくれたら、それだけでなんかうれしくないですか♡?
話も広がるし、たのしい!そんな感じ!

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パンの図鑑

 

 

 

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