五反田にある有名なパン屋さんパネッテリア・アリエッタは、最近は”立てないほど柔らかい”ぷるぷる生プルマンが人気のようです。フルーツサンドにも使われている、ふにふにした食感のパンです。ちなみに、プルマンとは角食パンという意味(由来は記事中にて)。バゲットはじめ他のパンも甘系が多く、想像しているバゲットや食パンの味を頭から捨てて食べるのがおいしい、特徴的なパン屋さんです:)
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菓子パンのような食パン
ぷるぷる生プルマンは、1斤サイズを購入(お値段:518円(税込み))
食感はすごくふにふにやわらかくておいしいです。生でもくちどけが良くよく、しっかり甘味を感じるパンです。ジャンル的には生食パン。でも、あんぱんやクリームパンなど菓子生地をそのまま型につめて焼いた感じ。大きいこどもパン的な味です。たしかにやわらかい生クリームと甘い果物を挟むフルーツサンドに合いそう!

1斤買いの特権で厚めにスライス
サイズ的にはかなり小さめですが、味がしっかりしているので十分まんぞくできます。香りはバターとかの油脂系というよりあまみ系?です。”最高級小麦をブレンドし、厳選した生クリームを従来のパネッテリア・アリエッタのパンと比べて4.6倍使用”しているそうです(引用元:PANPAK)。
最初この食パンを見た時、上の写真のように、底が角ばっていて、上がまるく、重ため?詰まっている系?と思ったんですが、”立てないほど柔らかい”というキャッチフレーズを読んでそういうことか!と思いました。講習会とかに行くと腰折れしてるとか、伸びてない、とか見た目から入りがちですが、パンを買うときっておいしいかどうかのほうが重要ですよね。しっとりやわらかでおいしかったです。
トーストしてもおいしい。サクッとかるく、あまさもやわらぐけど、しっかり甘いので、あれみたいです。なんだっけ、堅パン!くろがね堅パン!硬くないけど、素朴な甘さ加減でこのビスケットを思い出しました。興味のある方はぜひ:※すごく硬いので要注意です。。。
袋にプルマン
余談ですが、お店の手提げ袋に、PULLMANと書いてあるのにふと気づきました。ちなみに、プルマンが角食と呼ばれる由来ですが、いくつか説があり、アメリカの鉄道会社プルマン社と関連付けされています。19世紀初めに、この会社がはじめて寝台車と食堂車を連結した列車を製造。この食堂車はプルマンカーと呼ばれる四角い車両で、そこで当時では珍しい四角い食パンを焼いていたから、車両の形にちなんで、プルマンと呼ぶようになったのだとか。とか、ただ単にプルマン社が焼いていたからプルマンと呼んでいるのだとか。また四角くしたのは、狭い車両ではうまくパンが焼けなかったので、蓋をして焼き始めたのがきっかけだとか。(参考:辻調HP)おもしろいですね。
バゲットヌーボー
こちらのバゲットも、皮までやわらかい、むっちりしっとりあま系です。何より、粉の香りがすごくおいしいです。身が、ロデヴとかリュスティックとか加水多め生地の食感で、香りがどこかで嗅いだことあるような…ホテルにいた時に作っていた、もっちりむっちり系の高いおいしい粉とセモリナ粉を使ったピザ生地と近い香りがします。とりあえず粉の香りだー!という香りがします。

お値段:378円(税込)
ちなみに、バゲットと思ってたべるとちょっと違うので、いわゆるフランスのバリバリ素朴系が好きな方が食べたら、「コレハチガウヨ!」と怖い顔するかも。。「デモ、アリダネ!」と思えるまたちがったおいしさです。やわらかくてほんのり甘いので、ばーちゃんもきっとおいしく食べられるだろうなと思いました。
むっちりミエーレ

一番右のパンがミエーレ。お値段:540円(税込)
ミエーレとは、はちみつという意味です。このパンには全粒粉と松の実が練りこんであるようです。今回買ったなかで、一番甘くてむっちりしっとりしていました。そのままパクパク食べちゃえるおいしさ。むっちりしているので食べ応えもあるし、松の実の食感と多少の香ばしさがあるのでペロリ。おやつに無心で食べる系のパンです。
店舗情報
■ 公式サイト(代官山にあるメゾン・イチ系列です)
http://daikanyama-maisonichi.com/
パネッテリア・アリエッタ 五反田本店 (パン / 五反田駅、大崎広小路駅、大崎駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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